引っ越しの準備や退去時の掃除、年末の大掃除など、1Kのお部屋をきれいにしたいとき、プロのハウスクリーニングを検討する方も多いでしょう。でも「料金はいくらくらいかかるの?」「どんな掃除をしてくれるの?」と疑問に思うことがありますよね。この記事では、1K・1Rのハウスクリーニングの料金相場や、各社の料金比較、お得に依頼するコツまで詳しく解説します。
1K・1Rのハウスクリーニング料金相場はいくら?
1K・1Rのハウスクリーニング料金は、一般的に15,000円から25,000円程度が相場です。ワンルームは作業範囲が少ないため、他の間取りと比べると比較的リーズナブルな価格で依頼できます。
しかし、同じ1Kでも、依頼する業者や清掃内容によって料金に差が出ることがあります。中には10,000円台から依頼できる業者もあれば、オプションを含めると30,000円を超えることもあるので、事前に複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
空室と在宅での料金差
ハウスクリーニングの料金は、お部屋が空室か在宅かによっても変わってきます。空室の場合は家具や荷物の移動が不要なため、作業がスムーズに進み、料金が安くなる傾向があります。
一方、在宅の場合は家具や荷物の移動が必要になるため、作業時間が長くなり、料金が高くなることがあります。また、家具の移動自体が有料オプションとなっている業者もあるので注意が必要です。
例えば、空室の1Kであれば15,000円程度からの料金設定の業者が多いですが、在宅の場合は18,000円〜25,000円程度になることが一般的です。引っ越しが決まっている場合は、荷物を出した後の空室状態で依頼すると費用を抑えられます。
主要業者の料金比較表
主要なハウスクリーニング業者の1K・1R向けの料金を比較してみましょう。2025年3月現在の情報をもとにまとめています。
カジタクは、イオングループが運営する大手ハウスクリーニング業者で、全国一律料金で土日祝日の予約にも対応しています。1Kの場合、基本料金は20,000円前後からとなっています。満足保証付きで、サービス日から7日以内であれば無料で再作業してくれる点も安心です。
おそうじ革命は、全国に約300店舗を展開するハウスクリーニングブランドで、2023年のオリコン顧客満足度調査では、ハウスクリーニングのコストパフォーマンスのよさで4年連続第1位を獲得しています。1Kの場合、基本料金は18,000円前後からとなっています。固定料金制なので、汚れ具合による増額はありません。
ダスキンは、業界大手のハウスクリーニング業者で、無料診断・見積もりが可能です。1Kの場合、基本料金は22,000円前後からとなっています。金額や作業内容も明瞭なので、想定外の費用が発生する心配がありません。
これらの業者以外にも、地域密着型の中小業者や個人事業主も多数あり、大手よりも安い料金設定のところもあります。ただし、作業の質や保証面で差が出る可能性もあるので、口コミや評判もチェックしておくとよいでしょう。
1Kハウスクリーニングで掃除される場所と内容
1Kのハウスクリーニングでは、主にキッチン、水回り(お風呂・トイレ・洗面所)、床・壁・窓などが掃除されます。それぞれの場所で、どのような掃除が行われるのか詳しく見ていきましょう。
キッチン周りの清掃内容
キッチンは油汚れや水垢が溜まりやすい場所です。ハウスクリーニングでは、以下のような掃除が行われます。
シンク周りは、水垢や茶渋などの汚れを専用洗剤で落とし、ピカピカに磨き上げます。排水口も分解して、内部に溜まった汚れや臭いの原因となる物質を除去します。
コンロ周りは、頑固な油汚れを特殊な洗剤と専用の道具で丁寧に落とします。コンロ本体だけでなく、五徳(ごとく)や受け皿なども取り外して洗浄します。
レンジフードは、フィルターや内部のファンなど、普段手が届きにくい部分まで分解して洗浄します。長年蓄積した油汚れも専用の洗剤でしっかり落とします。
キッチン周りの清掃料金は、業者によって異なりますが、一般的に5,000円〜8,000円程度です。レンジフードの清掃は別料金になることが多く、10,000円〜15,000円程度が相場となっています。
水回り(お風呂・トイレ・洗面所)の清掃内容
水回りは、カビや水垢が発生しやすい場所です。ハウスクリーニングでは、以下のような掃除が行われます。
お風呂場では、浴槽、壁、床、天井などのカビや水垢を専用の洗剤で落とします。排水口も分解して、内部に溜まった汚れや髪の毛を除去します。浴室ドアの溝や鏡の水垢も丁寧に清掃します。
トイレでは、便器の内側・外側、タンク、床、壁などを洗浄します。尿石や黒ずみ、アンモニア臭は原因に合わせて専用の薬剤を使って取り除きます。ウォシュレットの裏側など、普段掃除しにくい場所もきれいにします。
洗面所では、洗面台、鏡、排水口などを清掃します。水垢や石鹸カスなどの汚れを専用の洗剤で落とし、排水口も分解して内部の汚れを除去します。
水回りの清掃料金は、お風呂が4,000円〜7,000円、トイレが3,000円〜5,000円、洗面所が3,000円〜5,000円程度が相場です。ただし、カビがひどい場合や特殊な洗剤を使用する場合は、追加料金がかかることがあります。
床・壁・窓の清掃内容
床・壁・窓の清掃も、ハウスクリーニングの重要な部分です。
フローリングの場合は、掃除機やモップで表面のホコリを取り除いた後、専用のクリーナーで汚れを落とし、必要に応じてワックスがけを行います。傷や汚れが目立つ場合は、補修作業を行うこともあります。
カーペットの場合は、専用の機械を使って、繊維の奥に入り込んだホコリや汚れを吸引します。シミや汚れがひどい場合は、スポット洗浄を行います。
壁は、ホコリや手垢などの汚れを専用のクリーナーで拭き取ります。タバコのヤニ汚れがある場合は、専用の洗剤を使って丁寧に落とします。
窓は、ガラス面と窓枠、レールを清掃します。ガラス面は専用のクリーナーで拭き、窓枠やレールの溝に溜まった汚れも丁寧に取り除きます。
床・壁・窓の清掃料金は、床が5,000円〜8,000円、壁が5,000円〜10,000円、窓が3,000円〜5,000円程度が相場です。ただし、面積や汚れの程度によって料金は変動します。
場所別のオプション料金相場
ハウスクリーニングでは、基本料金に含まれない追加のオプションサービスもあります。特に気になる場所や、普段自分では掃除しにくい場所を重点的に掃除してもらいたい場合は、オプションサービスを利用するとよいでしょう。
エアコンクリーニングの料金
エアコンは、内部にホコリやカビが溜まりやすく、自分で掃除するのが難しい場所です。プロのエアコンクリーニングでは、カバーを外して内部の熱交換器や送風ファンなどを専用の洗剤と高圧洗浄機で洗浄します。
エアコンクリーニングの料金相場は、一般的な壁掛けタイプで8,000円〜15,000円程度です。ただし、業者によって料金設定は異なり、おそうじ革命では9,980円〜、カジタクでは14,520円〜、ダスキンでは14,300円〜となっています。
エアコンの種類(壁掛け、天井埋め込み、床置きなど)や台数によっても料金は変わります。複数台まとめて依頼すると、1台あたりの料金が割引されることが多いので、複数のエアコンをクリーニングする場合は、セット割引があるかどうか確認するとよいでしょう。
レンジフード・換気扇の料金
レンジフードや換気扇は、油汚れが溜まりやすく、自分で掃除するのが大変な場所です。プロのクリーニングでは、カバーやフィルターを取り外し、内部のファンやモーターまで分解して洗浄します。
レンジフード・換気扇クリーニングの料金相場は、10,000円〜15,000円程度です。業者によって料金設定は異なり、おそうじ革命では9,900円〜、カジタクでは17,105円〜、ダスキンでは19,800円〜となっています。
レンジフードの種類(スタンダードタイプ、浅型、深型など)や汚れの程度によっても料金は変わります。特に長年掃除していない場合や、油汚れがひどい場合は、追加料金がかかることがあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
カーペット・畳のクリーニング料金
カーペットや畳は、ホコリやダニが溜まりやすく、定期的なクリーニングが必要な場所です。プロのクリーニングでは、専用の機械を使って、繊維の奥に入り込んだホコリやダニを吸引します。
カーペットクリーニングの料金相場は、1平方メートルあたり1,000円〜3,000円程度です。6畳間のカーペット(約10平方メートル)であれば、10,000円〜30,000円程度かかります。
畳のクリーニングは、拭き掃除の場合は1畳あたり2,000円〜3,000円程度、表替えの場合は1畳あたり5,000円〜10,000円程度が相場です。6畳間であれば、拭き掃除で12,000円〜18,000円、表替えで30,000円〜60,000円程度かかります。
カーペットや畳の種類、面積、汚れの程度によっても料金は変わります。特にシミやカビがある場合は、追加料金がかかることがあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
退去時と入居時のハウスクリーニング違い
ハウスクリーニングは、退去時と入居時で目的や内容が異なります。それぞれの特徴を理解して、適切なタイミングで依頼しましょう。
退去時に必要な清掃範囲
退去時のハウスクリーニングは、賃貸契約に基づいて、部屋を原状回復するために行われます。一般的に、以下のような清掃が必要です。
キッチン、お風呂、トイレ、洗面所などの水回りは、カビや水垢、油汚れをしっかり落とします。特にキッチンのレンジフードや排水口、お風呂の排水口などは、汚れが溜まりやすいので重点的に清掃します。
床、壁、窓、ドアなどは、傷や汚れを確認し、必要に応じて補修や清掃を行います。特にタバコのヤニ汚れや、壁に付いた釘穴などは、原状回復の対象となることが多いです。
エアコンや換気扇などの設備も、内部までしっかり清掃します。これらの設備は、次の入居者が快適に使用できるように、プロの技術で徹底的に洗浄します。
退去時のハウスクリーニングは、管理会社やオーナーが指定した業者に依頼することが多いです。その場合、料金は相場よりも高くなることがありますが、原状回復として認められるため、敷金からの差し引き対象となります。
敷金からの差し引き相場
退去時のハウスクリーニング費用は、多くの場合、敷金から差し引かれます。1Kの場合、ハウスクリーニング費用として差し引かれる金額は、一般的に15,000円〜25,000円程度です。
ただし、契約内容や物件の状態によって、差し引かれる金額は変わります。例えば、入居時にクリーニング費用を前払いしている場合は、退去時に改めて請求されることはありません。また、特別な汚れや破損がある場合は、追加で修繕費用が発生することがあります。
敷金からの差し引きについては、契約書をよく確認し、不明な点は管理会社やオーナーに事前に確認しておくとよいでしょう。また、退去時の立会い検査では、清掃状態や破損箇所をしっかりチェックし、納得できない点があれば、その場で話し合うことが大切です。
入居時にクリーニング代を支払っている場合、退去時に再度請求されることは基本的にありません。クリーニング代を払うタイミングは入居時か退去時のどちらかで、二重で請求されることはないのが一般的です。ただし、悪質な管理会社の場合は注意が必要です。
ハウスクリーニング料金を安く抑えるコツ
ハウスクリーニングは便利なサービスですが、料金が気になるという方も多いでしょう。ここでは、ハウスクリーニング料金を安く抑えるコツをご紹介します。
繁忙期を避けて依頼する方法
ハウスクリーニング業界には、繁忙期と閑散期があります。繁忙期は料金が高くなる傾向があるので、可能であれば閑散期に依頼するとよいでしょう。
繁忙期は、主に以下の時期です。
・3月〜4月(春の引っ越しシーズン)
・12月〜1月(年末年始の大掃除シーズン)
・7月〜8月(夏の引っ越しシーズン)
これらの時期は、予約が取りにくくなるだけでなく、料金も通常より10〜20%程度高くなることがあります。一方、閑散期は、主に以下の時期です。
・5月〜6月
・9月〜11月
・2月
これらの時期は、予約が取りやすく、料金も通常より安くなることがあります。また、平日の方が休日よりも料金が安い傾向があるので、可能であれば平日に依頼するのがおすすめです。休日は作業員の人件費が高くなるため、料金も上がってしまいます。平日に休みを取って立ち会うことができれば、より安く依頼できる可能性が高くなります。
自分でできる範囲を事前に掃除する方法
ハウスクリーニングの料金を抑えるもう一つのコツは、自分でできる範囲を事前に掃除しておくことです。プロの清掃が必要な場所に絞って依頼することで、全体的な費用を抑えることができます。
例えば、床や窓ガラスなど比較的簡単に掃除できる場所は自分で行い、エアコンや換気扇、浴室などの専門的な道具や技術が必要な場所をプロに任せるという方法があります。また、家具や小物類を整理整頓しておくことで、作業効率が上がり、結果的に料金を抑えることができます。
ただし、あまり無理をして自分で掃除をしすぎると、かえってプロの作業の妨げになることもあります。特に水回りや油汚れなど、素人の掃除では逆効果になる可能性がある場所は、最初からプロに任せた方が良いでしょう。
信頼できるハウスクリーニング業者の選び方
ハウスクリーニングを依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが大切です。料金が安いだけでなく、作業の質や保証内容なども考慮に入れて選びましょう。
相見積もりで料金比較するポイント
複数の業者から見積もりを取ることで、適正な料金かどうかを判断できます。ただし、単純に金額だけを比較するのではなく、以下のポイントにも注目しましょう。
作業内容:基本料金に含まれる作業範囲や使用する洗剤・機材などを確認します。
オプション料金:追加で発生する可能性のある料金がないか、事前に確認しておきます。
作業時間:同じ料金でも作業時間が長い方が、丁寧な仕事が期待できます。
保証内容:作業後の保証期間や再清掃の条件などを比較します。
見積もりを取る際は、できるだけ詳細な情報を提供し、正確な見積もりを出してもらうことが大切です。間取り図や写真を送ったり、気になる箇所を具体的に伝えたりすることで、より正確な見積もりを取ることができます。
損害賠償補償の確認方法
ハウスクリーニング中に、家具や設備を傷つけてしまうなどのトラブルが起きる可能性もあります。そのため、業者選びの際は損害賠償補償の有無と内容を必ず確認しましょう。
多くの業者は損害賠償保険に加入していますが、補償の上限額や対象となる損害の範囲は業者によって異なります。見積もりを取る際に、以下の点を確認しておくとよいでしょう。
補償の上限額:一般的に数百万円から数千万円程度です。高額な家具や設備がある場合は、それらをカバーできる金額かどうかを確認します。
対象となる損害の範囲:清掃作業中の事故だけでなく、作業員の過失による損害なども補償対象になっているか確認します。
免責事項:補償の対象外となる事項がないかチェックします。
また、業者の実績や評判も重要な選択基準となります。口コミサイトやSNSでの評判を参考にしたり、知人からの紹介を受けたりするのも良い方法です。長年の実績がある業者や、業界団体に加盟している業者は、信頼性が高いと言えるでしょう。
SNSの口コミから見る実際の料金事例
SNSには、実際にハウスクリーニングを利用した人の生の声が多く投稿されています。これらの口コミから、料金事例や満足度、注意点などを知ることができます。
安かったケースの特徴
SNSの口コミを見ると、予想よりも安く済んだというケースもあります。安かったケースの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
オフシーズンや平日に依頼した:繁忙期を避けて依頼することで、割引価格で利用できたケースがありました。
複数のサービスをセットで依頼した:エアコンクリーニングと水回りクリーニングをセットで依頼するなど、複数のサービスを一度に頼むことで割引が適用されたケースがありました。
地域密着型の小規模業者を利用した:大手業者よりも料金設定が安い、地域密着型の業者を利用して満足したという声もありました。
ただし、安さだけを追求すると、作業の質が低下する可能性もあります。料金と品質のバランスを考えて選ぶことが大切です。
高額だったケースの原因分析
一方で、予想以上に高額だったというケースもあります。高額になってしまった原因としては、以下のようなものが挙げられます。
追加オプションが多かった:基本料金は安くても、様々なオプションを追加したことで最終的な料金が高くなったケースがありました。
汚れがひどかった:長年掃除をしていなかったり、ペットの毛や臭いがひどかったりして、追加料金が発生したケースがありました。
急な依頼だった:急なキャンセルの穴埋めで依頼したため、割増料金が発生したというケースもありました。
これらのケースを参考に、事前に十分な情報収集と準備をすることで、予想外の高額請求を避けることができるでしょう。
まとめ:1Kハウスクリーニングの料金相場と賢い依頼方法
1Kのハウスクリーニング料金相場は、空室の場合2.7万〜3.6万円、入居中の場合3.9万〜7.4万円程度です。料金を抑えるには、オフシーズンや平日に依頼する、自分でできる範囲を事前に掃除するなどの工夫が効果的です。業者選びの際は、単に料金だけでなく、作業内容や保証内容も比較し、信頼できる業者を選びましょう。適切な準備と賢い選択で、快適な空間を手に入れてください。
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