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エアコンのフィルター掃除は水洗いでOK?掃除頻度や水洗い手順を解説

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エアコンのフィルター掃除、どうしていますか?「水で洗っていいのかな」「掃除機だけでは足りない?」と迷っている方も多いでしょう。実はエアコンフィルターは適切に水洗いすることで、冷暖房効率がアップし、電気代の節約にもつながります。でも、間違った方法で掃除すると故障の原因になることも。この記事では、エアコンフィルターの水洗い方法から乾かし方まで、具体的な手順と注意点を詳しく解説します。

目次

エアコンフィルターを水洗いするメリット

エアコンフィルターを定期的に水洗いすることには、いくつものメリットがあります。単に見た目がきれいになるだけではなく、生活の質を向上させる効果もあるのです。

冷暖房の効きが良くなる

エアコンフィルターにホコリや汚れが溜まると、空気の通り道が狭くなり、冷暖房の効きが悪くなります。フィルターが目詰まりすると、エアコンから出る風の量が減り、部屋全体を冷やしたり暖めたりするのに時間がかかるようになります。

水洗いでフィルターの汚れをしっかり落とすと、空気の流れがスムーズになり、エアコンの性能が回復します。「いつもより冷えが悪い」と感じたら、フィルターの汚れを疑ってみましょう。水洗い掃除をした後は、「こんなに効きが違うの?」と驚くほど冷暖房効果が改善することも珍しくありません。

電気代の節約につながる

フィルターが汚れていると、エアコンは同じ温度を保つために余計な電力を消費します。目詰まりしたフィルターを通して空気を送り出すには、より多くのエネルギーが必要になるからです。

定期的にフィルターを水洗いすることで、エアコンの効率が上がり、電気代の節約につながります。実際、フィルターの掃除だけで電気代が5〜10%程度下がることもあります。夏と冬のエアコン使用が多い時期には、この節約効果は家計にとって大きな助けになるでしょう。

カビやホコリを効果的に除去できる

エアコンフィルターには、部屋の中のホコリやカビの胞子、花粉などが日々蓄積されています。掃除機だけでは取り切れない細かいホコリや、フィルターに付着したカビも、水洗いすることで効果的に除去できます。

特に梅雨時期や湿度の高い夏場は、フィルターにカビが発生しやすくなります。カビが発生したフィルターをそのまま使い続けると、エアコンを付けたときにカビの胞子が室内に広がり、アレルギー症状を引き起こす原因になることも。水洗いは、こうした目に見えない健康リスクを減らすためにも重要です。

エアコンフィルターを掃除しないとどうなる?

エアコンフィルターの掃除を怠ると、さまざまな問題が発生します。「まあ、そのうち」と先延ばしにしていると、思わぬトラブルを招くことになるかもしれません。

冷暖房効率の低下

フィルターが汚れたままだと、エアコンの冷暖房効率が著しく低下します。フィルターの目詰まりによって空気の流れが悪くなり、設定温度に達するまでの時間が長くなります。

例えば、通常なら10分程度で部屋が涼しくなるところが、30分経っても「なんだか暑いな」と感じるようになります。これは単に不快なだけでなく、エアコンに余計な負担をかけることになり、故障のリスクも高まります。

電気代の上昇

フィルターが汚れていると、エアコンはより多くの電力を消費します。効率が落ちた状態で同じ冷暖房効果を得ようとするため、余計なエネルギーを使うことになるのです。

実際、フィルターの汚れがひどい場合、通常より20〜30%も多く電気を消費することがあります。月に1,000円の電気代増加が年間では12,000円になると考えると、フィルター掃除の重要性がよくわかります。

カビやホコリによる健康被害

掃除を怠ったフィルターからは、カビやホコリが室内に放出され続けます。これらは空気中を漂い、私たちの呼吸器から体内に入ります。

特に小さなお子さんやお年寄り、アレルギー体質の方は、咳や鼻水、喉の痛み、目のかゆみなどの症状が出ることがあります。ひどい場合は、喘息の発作を誘発することも。「最近、家にいると体調が優れない」と感じたら、エアコンフィルターの状態をチェックしてみましょう。

エアコンフィルターの掃除頻度

エアコンフィルターの掃除頻度は、使用状況や環境によって異なります。ただ、基本的な目安はあります。適切なタイミングで掃除することで、エアコンの性能を維持し、長持ちさせることができます。

シーズン前の掃除(5月・11月頃)

エアコンを本格的に使い始める前、つまり冷房シーズン前の5月頃と暖房シーズン前の11月頃に掃除するのがおすすめです。長期間使っていないエアコンは、その間にもホコリが溜まっています。

シーズン前の掃除は、エアコンを効率良く使うための準備と考えましょう。特に冬の間使っていなかったエアコンは、春の花粉が付着していることもあります。5月の掃除で花粉も一緒に取り除くことができます。

シーズン中は2週間に1回

エアコンを頻繁に使用するシーズン中は、2週間に1回程度の掃除が理想的です。特に夏場の冷房シーズンは、エアコンの使用頻度が高く、フィルターの汚れも早く溜まります。

「2週間に1回なんて面倒」と思うかもしれませんが、実際の掃除時間は10〜15分程度。この短時間の作業で、エアコンの効率を保ち、電気代の節約にもつながります。掃除機でのホコリ取りだけでも行えば、フィルターの目詰まりを防ぐ効果があります。

汚れの状況に応じた頻度調整

基本的な掃除頻度は上記の通りですが、実際の汚れ具合に応じて調整するのが賢明です。例えば、以下のような状況では、より頻繁な掃除が必要になります。

ペットを飼っている家庭では、毛やフケがフィルターに溜まりやすいため、週1回程度の掃除が望ましいでしょう。また、道路に面した部屋や工事現場の近くなど、外部からのホコリが多い環境でも、掃除の頻度を増やす必要があります。

喫煙者がいる家庭では、タバコの煙に含まれる油分がフィルターに付着しやすく、通常より汚れが溜まるのが早いため、10日に1回程度の掃除を検討しましょう。

水洗い掃除の準備

エアコンフィルターの水洗い掃除を始める前に、必要な道具を揃え、安全のための準備をしておくことが大切です。事前の準備をしっかり行うことで、掃除がスムーズに進み、効率よく汚れを落とすことができます。

必要な道具

エアコンフィルターの水洗い掃除に必要な道具は、家庭にあるもので十分です。以下の道具を用意しましょう。

まず、掃除機とノズルアタッチメント。フィルターに付いた大きなホコリを取り除くのに使います。次に、古い歯ブラシや柔らかいブラシ。フィルターの細かい部分の汚れを落とすのに役立ちます。

また、中性洗剤も用意しておくと良いでしょう。油汚れが気になる場合に使用します。そして、水を受けるためのバケツや洗面器、水分を拭き取るためのタオルや雑巾も必要です。

フィルターを乾かす際に下に敷く新聞紙やビニールシートも用意しておくと便利です。最後に、ホコリを吸い込まないようにするためのマスクも忘れずに。

安全のための準備

エアコンフィルターの掃除を始める前に、安全のための準備も欠かせません。まず、必ずエアコンの電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。通電状態でフィルターを取り外すと、感電の危険があります。

また、エアコン周辺の床に新聞紙やビニールシートを敷いておくと、掃除中に落ちるホコリや水滴で床が汚れるのを防げます。特に畳や木製フローリングは水に弱いので、しっかり保護しましょう。

掃除中はマスクを着用することをおすすめします。フィルターからはホコリが舞い上がりやすく、それを吸い込むと咳き込んだり、アレルギー反応を起こしたりする可能性があります。特にアレルギー体質の方は注意が必要です。

エアコンフィルターの水洗い掃除の手順

エアコンフィルターの水洗い掃除は、正しい手順で行うことで効果的に汚れを落とすことができます。ここでは、フィルターの取り外しから水洗い、油汚れの落とし方まで、具体的な手順を解説します。

フロントパネルを開けてフィルターを取り外す

まず、エアコンのフロントパネルを開けます。機種によって開け方は異なりますが、多くの場合、パネルの両端または下部に指をかけて手前に引くと開きます。開け方がわからない場合は、エアコンの取扱説明書を確認しましょう。

フロントパネルを開けると、その内側にフィルターがあります。フィルターは通常、上部または側面に取っ手やつまみがあり、それを持って手前に引くと取り外せます。力を入れすぎると破損する恐れがあるので、優しく取り扱いましょう。

フィルターを取り外す際、ホコリが落ちることがあるので、下に新聞紙などを敷いておくと掃除が楽になります。また、エアコンによっては複数のフィルターがある場合もあるので、すべて取り外しましょう。

掃除機でホコリを吸い取る

取り外したフィルターは、まず掃除機でホコリを吸い取ります。この段階で大きなホコリを取り除いておくことで、後の水洗いがより効果的になります。

フィルターを新聞紙の上に置き、表側から掃除機をかけます。このとき、フィルターの表側(室内側)から掃除機をかけることが重要です。裏側からかけると、ホコリがフィルターの網目に押し込まれてしまい、かえって取りにくくなります。

掃除機は弱めの吸引力で使用し、フィルター全体にまんべんなくかけましょう。特にホコリが溜まりやすい端の部分も忘れずに。掃除機をかけた後、フィルターを裏返して、裏側のホコリも同様に吸い取ります。

水洗いの正しい方法

掃除機でホコリを取り除いたら、次は水洗いです。水洗いは、浴室やベランダなど、水を流せる場所で行うのが便利です。

フィルターの裏側から水をかけるのがポイントです。エアコンの風は裏側から表側へ流れるため、汚れも裏から表へ出ようとしています。そのため、裏側から水をかけることで、汚れを効果的に押し出すことができます。

水は常温の水か、ぬるま湯を使います。40℃以上の熱いお湯は使わないでください。熱湯はフィルターを変形させる恐れがあります。シャワーがあれば、シャワーの水流を使って汚れを流すと効率的です。

水をかけながら、フィルターを軽く揺すったり、手で優しくこすったりすると、汚れが落ちやすくなります。ただし、強くこすると網目が崩れる恐れがあるので注意しましょう。

油汚れの落とし方

キッチン近くのエアコンや、喫煙者がいる部屋のエアコンは、フィルターに油汚れが付着していることがあります。このような油汚れは、水だけでは落ちにくいため、中性洗剤を使用します。

台所用の中性洗剤をぬるま湯に溶かし、その中にフィルターを浸します。5〜10分程度浸した後、古い歯ブラシなどを使って、優しくブラッシングします。力を入れすぎないよう注意しながら、油汚れが気になる部分を重点的にこすります。

洗剤を使った後は、十分にすすぎましょう。洗剤が残っていると、乾いた後に白い跡が残ったり、カビの原因になったりします。きれいな水で何度もすすぎ、洗剤が完全に落ちたことを確認してください。

特に頑固な油汚れには、重曹水を使う方法もあります。ぬるま湯2リットルに大さじ7杯程度の重曹を溶かし、その中にフィルターを2〜3時間浸けておきます。その後、水でよくすすぎましょう。

水洗い掃除の注意点

エアコンフィルターの水洗い掃除には、いくつか注意すべき点があります。これらに気をつけることで、フィルターを傷めずに効果的に掃除することができます。

フィルターの網目を崩さない

エアコンフィルターは、細かい網目状の構造をしています。この網目がホコリをキャッチする役割を果たしているため、掃除の際に網目を崩さないよう注意が必要です。

特に歯ブラシなどでこする際は、力を入れすぎないようにしましょう。優しく円を描くように動かすのがコツです。また、掃除機をかける際も、強い吸引力で網目を変形させないよう気をつけてください。

フィルターの枠を持つ際も、強く握りすぎると変形する恐れがあります。特に古いエアコンのフィルターは経年劣化で弱くなっていることがあるので、より慎重に扱いましょう。

40℃以上のお湯は使わない

エアコンフィルターの水洗いには、常温の水かぬるま湯を使用します。40℃以上の熱いお湯は、フィルターの素材を変形させる恐れがあるため使用しないでください。

特にプラスチック製のフィルターは熱に弱く、熱湯をかけると歪んだり、縮んだりすることがあります。フィルターが変形すると、エアコン本体に正しく取り付けられなくなったり、隙間ができてホコリが入り込んだりする原因になります。

また、お湯の温度が高すぎると、フィルターの網目構造が崩れることもあります。網目が崩れると、フィルターとしての機能が低下し、エアコンの効率が落ちてしまいます。水洗いの際は、手が冷たく感じない程度のぬるま湯を使うのが理想的です。

乾燥は風通しの良い日陰で

フィルターを水洗いした後は、風通しの良い日陰で乾かします。直射日光の当たる場所で乾かすと、紫外線によってフィルターが劣化したり、熱で変形したりする恐れがあります。

ベランダや窓際など、風が通る場所に置いて自然乾燥させるのがベストです。フィルターを立てかけるか、物干しハンガーなどに吊るして乾かすと、より早く乾きます。両面から空気が当たるようにすることで、乾燥時間を短縮できます。

乾燥時間は気温や湿度によって異なりますが、通常は2〜3時間程度で乾きます。梅雨時など湿度が高い時期は、乾燥に時間がかかることもあるので、余裕を持って掃除するようにしましょう。

濡れたままフィルターを戻すリスク

エアコンフィルターを水洗いした後、完全に乾かさずに濡れたままエアコンに戻してしまうと、さまざまなリスクが生じます。ここでは、濡れたフィルターを戻すことで起こり得る問題について詳しく見ていきましょう。

カビの発生

濡れたフィルターをエアコンに戻すと、最も懸念されるのがカビの発生です。エアコン内部は暗く、通気性が悪い環境のため、湿ったフィルターはカビの絶好の繁殖場所となります。

カビが発生すると、エアコンを使用した際にカビの胞子が室内に放出され、空気中を漂います。これを吸い込むことで、アレルギー症状や喘息の悪化、喉の痛みなどの健康被害を引き起こす可能性があります。特に小さなお子さんやお年寄り、アレルギー体質の方は影響を受けやすいので注意が必要です。

また、カビが発生すると、エアコンから不快な臭いが出るようになります。「エアコンをつけると何だか変な臭いがする」と感じたら、フィルターにカビが生えている可能性があります。

エアコン効率の低下

濡れたフィルターは、空気の通りを妨げます。フィルターの網目に水分が残っていると、その部分から空気が通りにくくなり、エアコンの風量が減少します。

風量が減ると、部屋全体を冷やしたり暖めたりするのに時間がかかるようになります。エアコンは設定温度に達するために長時間運転することになり、電気代が増加する原因にもなります。

また、フィルターが濡れていると、エアコンから出る風の温度にも影響します。特に冷房時は、濡れたフィルターを通過する風が余計に冷やされ、設定温度よりも低い風が出ることがあります。これにより、体調を崩す原因になることもあるので注意しましょう。

故障の可能性

最も深刻なリスクは、エアコン本体の故障です。濡れたフィルターからの水滴がエアコン内部の電気系統に入り込むと、ショートや腐食を引き起こす可能性があります。

特に、フィルターの水分が内部の基板やモーターなどの電気部品に触れると、ショートして発火する危険性もあります。エアコンは高価な家電製品ですので、修理や買い替えのコストを考えると、フィルターをしっかり乾かすことの重要性がわかります。

また、水分がエアコン内部に入り込むと、内部の金属部分が錆びる原因にもなります。錆びが進行すると、部品の劣化や破損につながり、エアコンの寿命を縮めることになります。

フィルターを早く乾かす方法

エアコンフィルターを水洗いした後、できるだけ早く乾かしたいと思うのは当然です。ここでは、フィルターを効率よく、かつ安全に乾かす方法をご紹介します。

水気をしっかり切る

まず、水洗い後のフィルターは、しっかりと水気を切ることが大切です。フィルターを軽く振って、余分な水を落としましょう。このとき、フィルターを強く振りすぎると破損する恐れがあるので、優しく行ってください。

フィルターを振る際は、周囲に水が飛び散らないよう、浴室やベランダなど水が飛んでも問題ない場所で行いましょう。また、フィルターを振る際に、壁や家具にぶつけないよう注意してください。

水気を切る作業は、乾燥時間を大幅に短縮するために非常に重要です。特に、フィルターの枠の部分や折り目に溜まった水は、自然乾燥だけでは時間がかかるため、しっかり取り除いておきましょう。

タオルで水分を拭き取る

水気を切った後は、清潔なタオルや布で水分を拭き取ります。フィルターの両面を優しく押さえるようにして水分を吸収させましょう。

特に、フィルターの枠の部分や折り目は水分が残りやすいので、丁寧に拭き取ることが大切です。ただし、強くこすると網目が崩れる恐れがあるので、押さえるように優しく拭きましょう。

キッチンペーパーや新聞紙を使って水分を吸収させる方法もあります。フィルターをキッチンペーパーや新聞紙で挟み、軽く押さえると効果的です。ただし、新聞紙を使う場合は、インクが付着する可能性があるので注意してください。

風通しの良い場所で乾燥させる

タオルで水分を拭き取った後は、風通しの良い場所でフィルターを乾燥させます。窓際や扇風機の前など、空気の流れがある場所が理想的です。

フィルターは立てかけるか、物干しハンガーなどに吊るして乾かすと効率的です。平らに置くよりも、立てて乾かす方が両面から空気が当たるため、乾燥時間が短縮されます。

乾燥中は定期的にフィルターの状態をチェックし、まだ湿っている部分があれば、向きを変えるなどして均等に乾くようにしましょう。完全に乾いたかどうかは、フィルターを手で触って確認します。少しでも湿り気を感じたら、もう少し乾燥させる必要があります。

ドライヤーを使わない理由

急いでいる場合、ドライヤーで乾かしたくなるかもしれませんが、これは避けるべきです。ドライヤーの熱風はフィルターを変形させる恐れがあります。特に、プラスチック製のフィルターは熱に弱く、ドライヤーの熱で歪んでしまうことがあります。

また、ドライヤーの風は局所的に当たるため、フィルター全体を均等に乾かすことが難しいです。一部分だけが過剰に乾燥し、変形する可能性があります。

どうしてもドライヤーを使いたい場合は、冷風モードで使用し、フィルターから十分な距離を保って風を当てるようにしましょう。ただし、自然乾燥に比べると変形のリスクは高まるため、可能な限り避けることをおすすめします。

頑固な汚れの対処法

エアコンフィルターの汚れが長期間放置されていたり、油汚れが付着していたりすると、水だけでは落ちにくいことがあります。ここでは、頑固な汚れを効果的に落とす方法をご紹介します。

中性洗剤を使った掃除方法

水だけで落ちない汚れには、中性洗剤を使うと効果的です。特に、キッチン近くのエアコンは、油汚れが付着していることが多いため、洗剤の力を借りると良いでしょう。

まず、洗面器やバケツにぬるま湯を入れ、台所用の中性洗剤を少量加えます。洗剤は泡立ちすぎない程度の量にしましょう。この洗剤水にフィルターを5〜10分程度浸します。

浸した後、フィルターの汚れている部分を優しくこすります。このとき、力を入れすぎないよう注意してください。洗剤水に浸すことで汚れが浮き上がっているので、優しくこするだけでも汚れは落ちやすくなっています。

洗剤を使った後は、十分にすすぎましょう。洗剤が残っていると、乾いた後に白い跡が残ったり、カビの原因になったりします。きれいな水で何度もすすぎ、洗剤が完全に落ちたことを確認してください。

歯ブラシを使ったやさしい洗浄

頑固な汚れや、フィルターの細かい部分の汚れを落とすには、古い歯ブラシが役立ちます。毛先が柔らかい歯ブラシを選び、優しく円を描くようにこすると効果的です。

特に、フィルターの枠と網目の境目や、折り目の部分は汚れが溜まりやすいので、歯ブラシでていねいに掃除しましょう。ただし、強くこすると網目が崩れる恐れがあるので、力加減に注意してください。

歯ブラシを使う際は、水または中性洗剤を含ませた状態で使うと、より効果的に汚れを落とすことができます。歯ブラシで掃除した後は、十分に水ですすいで洗剤や汚れを完全に落としましょう。

特に頑固な油汚れには、重曹水を使う方法もあります。ぬるま湯に重曹を溶かし(水1リットルに対して大さじ1程度)、その中にフィルターを30分ほど浸けておきます。重曹には油汚れを分解する効果があり、浸け置き後に歯ブラシでこすると、頑固な汚れも落ちやすくなります。

プロのクリーニングが必要なケース

自分でのフィルター掃除で対応できない場合や、エアコン内部のクリーニングが必要な場合もあります。ここでは、プロのクリーニングサービスを利用した方が良いケースについて説明します。

自分で掃除しきれない汚れ

長年フィルター掃除をしていなかった場合や、特に汚れがひどい場合は、自分での掃除では限界があります。フィルターに頑固な油汚れやカビが付着していて、中性洗剤や歯ブラシを使っても落ちない場合は、プロのクリーニングサービスを検討しましょう。

また、フィルターの網目が詰まってしまい、水や洗剤を使っても通気性が改善しない場合も、プロの力を借りた方が良いでしょう。プロは専用の洗浄剤や機材を使って、一般家庭では難しい汚れも効果的に除去してくれます。

さらに、フィルターが破損していたり、変形していたりする場合は、掃除よりも交換が必要かもしれません。このような場合も、プロに相談するのが賢明です。

エアコン内部のクリーニング

フィルターをいくら掃除しても、エアコンから嫌な臭いがする、冷暖房の効きが悪い、といった症状が改善しない場合は、エアコン内部の汚れが原因かもしれません。

エアコン内部の熱交換器(アルミフィン)や送風ファンにもカビやホコリが溜まることがあります。これらの部分は自分で掃除するのが難しく、また間違った方法で掃除すると故障の原因になることもあります。

特に、エアコンを使い始めて3〜5年以上経過している場合や、フィルター掃除をあまりしてこなかった場合は、内部にかなりの汚れが溜まっている可能性があります。このような場合は、プロによる内部クリーニングを検討しましょう。

プロのエアコンクリーニングサービスでは、エアコンを分解して内部まで徹底的に洗浄します。高圧洗浄機や専用の洗剤を使って、一般の方では手の届かない部分まできれいにしてくれます。料金は1台あたり1万円前後が相場ですが、エアコンの種類や汚れの程度によって異なります。

まとめ

エアコンフィルターの水洗い掃除は、エアコンの効率を維持し、電気代の節約や健康被害の予防につながる大切なメンテナンスです。定期的なフィルター掃除で、快適な空調環境を保ちましょう。

水洗いの際は、フィルターの網目を崩さないよう優しく扱い、40℃以上のお湯は使わないようにしましょう。洗った後は完全に乾かしてからエアコンに戻すことが重要です。濡れたままフィルターを戻すと、カビの発生や故障の原因になります。

頑固な汚れには中性洗剤や歯ブラシを活用し、自分で対処できない汚れやエアコン内部の汚れは、プロのクリーニングサービスを利用することも検討してみてください。

適切なフィルター掃除で、エアコンを長持ちさせ、快適な室内環境を維持しましょう。


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